フリーランス看護師としての専門性を磨く

自分の価値を高めよう

フリーランス看護師として活躍するためには専門性を磨き自分の価値を高める必要があります。自分で仕事を探して契約を結ばなければなりませんが、継続的に案件を得るためには先方に対してどういった価値を提供できるのかを明確にしなければなりません。まずは自分がどの分野に強く、どういった経験があるのかを見直しましょう。その上で、今後どういった仕事をしていきたいのかを考えてみてください。そうすれば自ずと必要な知識やスキルが見えてくるはずです。以下に、フリーランス看護師におすすめの資格を紹介します。興味のある分野に関連する資格の取得を目指しましょう。

認定看護師・専門看護師

フリーランス看護師におすすめの資格としてまず挙げられるのが、認定看護師です。特定の分野において熟練した看護技術と知識を有することを証明する資格で、これを取得できれば仕事の幅が一気に広がります。通算5年以上の実務研修と指定の教育機関への入学、修了を経て、試験に合格することで取得できます。
次におすすめなのが専門看護師です。高水準の看護を提供するために必要な知識と技術、実践力を備えた看護師であることを証明できる資格です。特定の分野で活躍し、看護の質向上に向けた取り組みを行います。専門看護師も通算5年以上の実務研修と指定の教育機関への入学、修了を経て、試験に合格する必要があります。認定看護師と専門看護師は通常の看護師資格の上位資格に位置します。そのため、ハードルは高めですが取得できれば活躍の幅が大きく広がります。資格取得支援制度を設けている職場もあるので、まずはそういった職場で働きながら資格を取得した後に独立するのもいいかもしれません。

保健師・助産師

地域住民の保健指導や健康管理に興味があるなら、保健師を取得しましょう。病気の予防を目的にした指導や、健康を維持するための支援を行います。保健師になるためには指定の教育機関に通い単位を取得した後、国家試験に合格しなければなりません。国家資格なので、フリーランス看護師にとって重要な信用を得ることができます。
出産に関わる仕事をしたいなら助産師を取得しましょう。妊娠から産後までの保健指導、出産の介助、育児指導、性教育などを行います。助産師を取得する場合も、指定の教育機関に通い国家試験に合格する必要があります。
以上が、フリーランス看護師として働きたい看護師におすすめの資格です。いずれも一定の分野に関する専門性を証明する資格であり、仕事を探す際に大いに役立ちます。