まずは必要なスキルを身につけ経験を積む
自分に必要なスキルを理解する
まずは自分に必要なスキルを理解しましょう。営業活動や事務作業を自分で行うので、看護業務以外も重要です。工夫次第で仕事の幅が広がり収入も増えるので、積極的に取り組みましょう。フリーランス看護師として活躍するなら、訪問看護師やカウンセリング系のスキル、営業力、コミュニケーション能力を鍛えなければなりません。加えて、簿記や経理関係の知識も身につけましょう。ライターの仕事をしたいなら文章力の強化も必須です。
セミナーに参加する
自分に必要なスキルが明確になったら、目標に向かって勉強をしましょう。勉強とは、資格取得に向けた勉強だけを指すわけではありません。自分の理想とするキャリアを実現するために必要な知識や経験も含まれます。座学で得た知識は現場でアウトプットすることで真価を発揮するので、実務経験も必要です。
独学で勉強することに限界を感じるなら、勉強会やセミナーに参加しましょう。独学では得られない知識や経験を学べます。また、セミナーに参加することで自分に足りない部分も見えてきます。セミナーへの参加を検討している人は、以下のサイトを参考にしてください。
こちらの「ケアリング」は臨床で活躍する専門性の高い看護師が講師を担当するオンラインセミナーサービスです。
特定行為研修を受ける
厚生労働省が定める特定行為に係る看護師の研修制度、通称「特定行為研修」の受講もおすすめです。この研修を受けることで、特定行為を実施する際に必要とされる実践力や理解力、思考力、判断力が身につきます。医師の判断を待たずに一定の処置を行えるようになるので、活躍の幅も広がるでしょう。看護師全員が必須の研修ではないからこそ、自主的に受けることでライバルと差をつけることができます。フリーランス看護師として活躍したい人には特におすすめの研修です。
こちらの「看護師の特定行為研修制度 ポータルサイト」から研修に関する各種情報を確認できます。
フリーランス看護師になるまで
フリーランス看護師として独立するためにはいくつかの手順を踏まなければなりません。その1つとして挙げられるのが、病院勤務の経験です。フリーランス看護師として仕事を獲得するためには、ある程度の経験が必要です。最低でも3年以上の病院勤務経験が求められるでしょう。できれば、総合病院のような規模の大きい病院で働くことをおすすめします。規模の大きい病院であれば、様々な状況を経験した上でフリーランス看護師に転身できます。
フリーランス看護師として安定した収入を得るまでは派遣で働くという手もあります。契約ごとに異なる職場に派遣されるので、フリーランス看護師に近い形で働けます。常勤看護師に比べると安定感はありませんが、様々な仕事を経験できてフリーランス看護師の仕事に活かせるといったメリットがあります。